LED電球

LED電球

「発光ダイオード」と訳され、電流を流すと光を発する半導体。小さくて、軽く、長寿命で、消費電力が小さいために、電気代が安くすみ、環境にもやさしい。これまで信号機や携帯電話のバックライトなどに利用されてきたが、省エネ性を重視する家庭照明用として注目されている。
40ワットの白熱電球と同じ明るさのもので寿命は4万時間(白熱電球の約40倍)。1日10時間使っても、10年以上交換の必要がない。

太陽熱温水器

太陽熱温水器

太陽熱を利用して水を温める機器。暖めたお湯は風呂や給湯に用いる。建物の屋根の上に貯湯槽と共に設置し、集熱器により太陽熱を集める自然循環式のものをいうが、貯湯槽と集熱器が分離したもの(ソーラーシステム)がある。

エコキュート

エコキュート

空気でお湯を沸かす給湯システム。火や電気の熱で直接水を暖めるのではなく、空気中にある熱を利用してお湯を沸かす。空気中から熱を取り込んで圧縮すると高温になり、この熱を利用して90C°のお湯を沸かすことができる。空気の熱や地熱を利用して熱を取り出す技術をヒートポンプといい、エアコンは熱を取りだした後の冷えた空気を利用する逆のシステム。

ヒートポンプ

ヒートポンプ

熱のポンプ、つまり水や空気などの低温の物体から熱を吸収し送り出す装置のことをいう。冷媒が液体から気体に変化するときに周囲から熱を奪う現象と、冷媒が気体から液体へ変化するときに周囲へ放熱する現象を利用して、熱交換を行うシステム。ヒートポンプの原理は、エアコンなどの冷暖房装置や給湯器に利用されている。電動ヒートポンプでは、電気は熱エネルギーとしてではなく、熱を移動させる動力源として利用される。そのため、消費電力の3倍近くの熱を利用できるので経済的といわれている。

太陽光発電(ソーラーパネル)

太陽光発電(ソーラーパネル)

太陽の光エネルギーを太陽電池により電気に変換するシステム。石油などのように燃焼によって温室効果ガスが発生することがないためクリーンなエネルギーであるといえる。
普及促進のための補助金も充実している。

風力発電

風力発電

風の力で風車を回し、その回転運動を発電機に伝えて電気を起こす仕組み。家庭用の風力発電システムも開発されている。風のエネルギーの約40%を電気に変換できるため効率が良い。

価格(1kWあたり)
風力発電……約100万円
太陽光発電……約70万円。
耐用年数
風力発電……約10年
太陽光発電……約20年。

ガス発電機

ガス発電機

天然ガスを燃料にして小型エンジンで発電する、一般家庭向けのシステム。発電の際に出る熱で湯を沸かしたり、暖房を行う。大阪ガスがノーリツなどと共同開発したもので、ほかのガス会社でも販売している。発電時の廃熱を給湯などに利用するので、エネルギー利用率は85%と、従来の電気供給システムに比べて2倍以上のエネルギー効率。価格は70万円強で年間4万円ほどの光熱費削減高価がある。

燃料電池

燃料電池

灯油などの燃料の酸化によって生ずる化学エネルギーを直接エネルギーとして取り出す電池。高温の熱を発電や給湯に利用する.

集成材

集成材

薄い板状の木材を積み重ねたものや、小さな角材を接着剤で接合したもの。強度を高められるとともに、長尺の材料をつくれる。また、大節、割れなど天然木の欠点を取り除いたものを材料として使うことから、建築材料の品質を均一化できる。あらゆる曲線にも加工できるので、構造材から、手すり、カウンターなどまでさまざまな部材に対応できる。

通気層

通気層

通気層を住宅の壁や屋根に設けることで、冬の暖房時に高温多湿な室内空気や水蒸気が断熱材の中に侵入して結露することを防ぐ。他に気密・防湿層、防風・透湿層が重要な働きをする。気密・防湿層は室内の暖かい空気と水蒸気が断熱材の中に流れ込まないようにブロックする。防風・透湿層は気密・防湿層の破れ・傷・隙間から濡れた水蒸気を速やかに屋外側に排出するほか、風圧によって冷たい外気が断熱材中に入らないようにブロックする。通気層は防風・透湿層から排出された水蒸気を対流によって屋外に排出する働きをする。

ヒートブリッジ(熱橋)

ヒートブリッジ(熱橋)

鉄やコンクリートなど熱を非常に伝えやすい材料が内部と外部でつながっている場合にヒートブリッジ(熱橋)となり、熱が集中して流れる部位の事をいう。このヒートブリッジが結
露の原因になる。また光熱費の浪費につながる。

乾燥材

乾燥材

乾燥された木材のこと。木材は伐採されてから建築等に利用するために乾燥させる。木材に含まれる水分の量は含水率という指標で示され、含水率が低いほど乾燥しており、強度や寸法の安定に優れるほか割れが少なくなる。一般的に建築に使われる木材は含水率は20%前後である。含水率は(乾燥前重量−乾燥後重量)÷乾燥後重量×100で計算される(ドライベース)。乾燥材には人工乾燥と天然乾燥がある。

間伐材

間伐材

成長に伴って混み合ってきた森林(主に人工林)において、生育を促すために間引く伐採を間伐という。間伐を行うことで材積量を増やし収益につなげる。間伐によって得られた材木
を間伐材という。国内では商品価値が低いが、間伐材を集成材の材料として用いることが多い。間伐は、このように良質な木材を得ることを目的にするほか、林床に太陽光線が届き下草が育成しやすくなることで、土壌の流出が防止され土砂災害対策の意味も含まれる。

蓄熱式暖房機

蓄熱式暖房機

料金が安い夜間の電力を利用して、蓄熱ブロックに熱を蓄えておき、昼間必要に応じて少しずつ熱を取り出す暖房機械。蓄えた熱は輻射熱となって部屋全体をむらなく24時間暖めるので、健康に良い。また、ガス・石油による暖房機のように強い風でホコリが舞い上がることもなく、臭いも発生しない。

ペレットストーブ

ペレットストーブ

木材を粉にし、水分を飛ばして固め、粒状にした形成燃料(ペレット)を燃やす暖房器具。燃焼温度、効率も高く、薪よりもCO2を大幅にカットすることができる。自動で燃料補給できるタイプもあり、薪ストーブよりも利用手間は少ない。また薪ストーブよりも灰が少ないことが利用者に好まれている。

Low-Eガラス

Low-Eガラス

Low Emisivity(低放射)の略。ガラスの表面に金属及びその酸化物等で構成された非常に薄い膜をコーティング処理し、可視光線を生かして赤外線、紫外線を防ぐ。これによって熱
の伝導をしにくくする。短波長の太陽放射熱を室内に取り入れながらも長波長の室内からの暖房熱は室内側に反射して外に逃がさない特殊な性能をもっている。

トリプルガラス

トリプルガラス

三層ガラスのこと。ガラスとガラスの間に空気層を持たせる事で室内と外気との間での熱伝導を遮る。(当社仕様は空気ではなくより熱伝導率の低いアルゴンガスを充填しております)

樹脂サッシ

樹脂サッシ

一般的にサッシにはアルミのフレームを用いるが、より熱伝導率の低い樹脂製フレームを用いたサッシをいう。金属に比べて熱を伝えにくいプラスチックの性質を利用することで、高い断熱効果を生み出す。通常、複層ガラスと組み合わされており、室内外の窓の表面温度の差を解消している。これによって窓枠の結露も抑制される。

結 露

結 露

結露とは、空気中に含まれている水分が、気温の低下で液化することで、冬季に窓ガラスやアルミサッシで発生する様子が顕著に見られるものを表面結露という。また壁の内部で発生することもあり、この場合は内部結露という。表からは見えないために発生に気づかないことも多く、木材、断熱材の寿命を縮めるほか、カビやダニの発生など健康にも悪影響がある。発生を防ぐには、断熱や通気がポイントになる。

HEMS

HEMS

HEMS(ヘムス)は電力使用量の可視化、節電(CO2削減)の為の機器制御、ソーラー発電機等の再生可能エネルギーや蓄電器の制御等を行うシステム。スマートホームの一部として連動し、省エネ性・利便性・居住快適性の向上を実現するための技術。HEMSにより電力の使用を効率化でき、節電やCO2削減にも役立つ。

スマートハウス

スマートハウス

1980年代にアメリカで提唱された住宅の概念で、家電や設備機器を情報化配線等で接続し最適制御を行うことで、生活者のニーズに応じた様々なサービスを提供しようとするものである。

低炭素住宅

低炭素住宅

東日本大震災を契機としてエネルギーの需給が変化し、国民のエネルギー利用や地球温暖化問題に関する意識が高まっている中、低炭素・循環型社会の構築を図り、持続可能で活力ある国土づくりを推進することが重要な課題となっている。
そこで経済産業省・国土交通省・環境省は市街化区域等への民間投資の促進を通じて建築物の低炭素化の普及を図るとともに、住宅市場・地域経済の活性化を図るとして、2012年12月に「認定低炭素建築物制度」がスタートした。
2013年10月には一部同様の認定基準が採用される「省エネ新基準」も施行の予定。

長期優良住宅

長期優良住宅

長期優良住宅とは、「長年にわたって使用可能な質の高い住宅の整備・普及」を目的としている。長期優良住宅は省エネに特化したものではないので、耐震等級2以上、劣化対策等級3相当、10年ごとの点検など幅広い基準が設けられている。

熱伝導率

熱伝導率

物質内に温度差があると温度の高い部分から低い部分へ熱移動がおこります。熱伝導率とはこの熱移動のおこりやすさを表す係数で、単位長さ(厚み)あたり1℃の温度差があるとき、単位時間に単位面積を移動する熱量です。値が大きいほど移動する熱が大きく、熱が伝わりやすいことになります。S

K値(熱貫流率)

熱貫流率(K値)

建物の壁や床などを構成する各材料の内・外側の温度差を1℃とした場合、1㎡の広さについて1時間に何ワットの熱が流れるかを示した値。この値が大きい材料ほど熱をよく伝えるので室内が外部の影響を受けやすくなる。

C値(床面積当たりの相当隙間面積)

C値(床面積当たりの相当隙間面積)

建物の気密性を表す指標で、建物全体にある隙間の面積を床面積で割った数値。
低いほど気密性が高く、断熱の性能へも影響する。

Q値(熱損失係数)

Q値(熱損失係数)

外気の温度が室内の温度よりも1℃低いときに、外壁、床、天井、窓などの外周部位を通過して屋外へ逃げる熱量と自然換気によって逃げる熱量の合計を建物の延床面積で割った数値。建物の断熱性能、保温性能を表す数値として用いられ、省エネルギー基準の指標にもなっている。

ηAS値(冷房期平均日射取得率)

ηAS値(冷房期平均日射取得率)

各地域の冷房機の屋根または天井、外壁、ドア、窓などの各部位から侵入する日射量の合計を外皮面積で割ったもの。日射熱の伝わりやすさを表す。

UA値(外皮平均熱貫流率

UA値(外皮平均熱還流率)

熱還流率とは躯体を構成する部位の「熱の伝わりやすさ」を表す数値。数値が小さいほど熱を伝えにくい。UA値(外皮平均熱還流率)とは建物全体の外皮(屋根、壁、床、開口部など)の熱還流率の平均値である。

イニシャルコスト

イニシャルコスト

建物を建築するため、または設備を設置するために必要な諸費用の総計。建物竣工後の維持管理費用や、設備設置後の運転・修理費用などは含まれない。

ランニングコスト

ランニングコスト

建物への入居から建物の解体もしくは建替までの期間、あるいは、設備の使用開始後から廃棄までの期間に、建物あるいは設備の日常維持管理にかかる費用。

京都議定書

京都議定書

1997年12月に京都で開催された「気候変動枠組条約第3回締結国会議(COP3)」で採択された、CO2など6種類の温室効果ガスについての排出削減義務などを定めた議定書のこと。2005年2月16日に発効した。1990年を基準として温室効果ガスを先進国全体で5.2%削減することを義務づけた。日本は、6%の削減が義務づけられている。

バックキャスティング

バックキャスティング

将来あるべき社会の姿を想定し、そこから現在を振り返って見た時に、将来像に辿り着くための行動は何かを考え、実施してゆく方法のことをいう。

カーボンニュートラル

カーボンニュートラル

カーボン=CO2のことで、その増減に影響を与えないこと。例えば薪などのバイオマスエネルギーは、燃焼するとCO2を排出するが、成長過程でCO2を吸収しているのでCO2の収支はゼロになるという考え。

ウッドマイレージ

ウッドマイレージ

木材の輸送エネルギーに関する指標。木材の量と、木材の産地と消費地までの輸送距離を乗じて数値化される。

ライフサイクルアセスメント(LCA)

ライフサイクルアセスメント(LCA)

一つの製品が製造された後に、使用、廃棄、再利用されるまでの全ての段階における環境への影響を総合的に評価する方法。異なる会社の製品比較や、旧型と新型の環境への負荷を比較する事に役立つ。

グリーンニューディール

グリーンニューディール

環境負荷を少なくする事を主目的に、省エネ、省資源、3R(リデュース・リユース・リサイクル)などを政策やイデオロギーで誘導。

ブルームーブメント

ブルームーブメント

家計の為に省エネ、省資源、3Rを個人が徹底し自主的に行い、その結果、環境保護につながればいいという考え。エコハウスでも「ブルー型」広がる傾向。
※どちらも最終目的は同じでも入口が異なる。環境保護は「いいこと」だが貢献の成果が見えにくいのでモチベーションは上がりにくい。一方、「ブルー」は家計が助かる事は強力なモチベーションになる。
ただ「グリーン」「ブルー」どちらが正解というわけではない。

再生可能エネルギー

再生可能エネルギー

半永久的に利用できる自然エネルギー(太陽光・熱、風力、水力、地熱、波力など)と、繰り返して利用できるバイオマスエネルギー(後述)のこと。

バイオマスエネルギー

バイオマスエネルギー

生物資源(木材、紙、動物の死骸、プランクトンなど)から得られる有機物を利用した循環型エネルギーで、再生可能エネルギーの一つ。バイオマスを燃焼すると化石燃料同様CO2を排出するが、成長過程でCO2を吸収しているのでCO2の収支はゼロになる。薪や動物の糞を燃やす単純なものや、サトウキビからエタノール燃料を作ることや、生ゴミによる発電などさまざま。限りある化石燃料の代替として期待される。

次世代省エネルギー基準

次世代省エネルギー基準

二酸化炭素の排出を抑えて地球温暖化に貢献するために設けられたエネルギーの基準のこと。基準を満たすと住宅金融公庫の融資で金利の優遇や割増融資が受けられる。昭和55年に旧建設省・通産省が定めた住宅の断熱性能基準「省エネルギー基準」が、平成4年に「新省エネルギー基準」となり、平成11年に次世代省エネルギー基準として「住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する基準」が告示された。新省エネルギー基準に比べて、10〜30%程度の省エネ効果向上を図る。

一次エネルギー消費量

一次エネルギー消費量

一次エネルギーとは自然から採取したままの状態のエネルギーのこと。石油、石炭、天然ガスなどがある。これを加工・変換したものを2次エネルギーといい、電力や都市ガスなどがある。認定低炭素住宅においての一次エネルギー消費量とは、暖房・冷房・換気・照明・給湯で消費されるエネルギーを合計し、一次エネルギーに換算したものである。

地球温暖化

地球温暖化

CO2など大気中の熱を吸収する性質がある温室効果ガスが、人間の経済活動などに伴って増加する一方、森林の破壊などによってCO2の吸収が減少することにより、地球全体の気温が上昇する現象のこと。1900年以前では大気中のCO2濃度が平均280ppmであったが、ここ100年程で370ppmと過去に経験したことのない濃度になっている。平均海面水位の上昇や、異常気象、自然生態系や農業への影響などが心配されている。

温室効果ガス

温室効果ガス

二酸化炭素(CO2)、メタン、一酸化二窒素、代替フロンなどの大気中に含まれるガスで、太陽からの日射エネルギーは透過させ、地表からの放射熱を吸収し、あたかも温室のように地球から熱が外に出ることを妨げる。

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